熱中症はどのようにして起こるの?2021/08/30
新型コロナウイルス感染流行によりマスク着用が定着した夏がやってきました。 梅雨も明け蒸し暑く、急に気温が上がるこの時期、身体が十分に暑さになれていないため、熱中所発生リスクが 高くなり、特に注意が必要です。
★熱中症はどのようにして起こるの?
熱中症を起こす条件は、「環境」と「からだ」と「行動」によるものと考えられます。 「環境」の要因は、気温が高い、湿度が高い、風が弱いなどがあります。 「からだ」の要因は高齢者や乳幼児、肥満、二日酔いや寝不足といった体調不良、脱水状態などがあります。 「行動」の要因は、激しい労働や運動によって体内に著しい熱が生じたり暑い環境に体が十分に対応できない ことなどがあります。その結果、熱中症を引き起こす可能性があります。 人間の身体は、平常時は体温が上がっても汗や皮膚温度が上昇することで体温が外へ逃げる仕組みになっており、 体温調節が自然と行われます。しかし、これら3つの要因により、体温の上昇と調整機能のバランスが崩れ、 身体に熱が溜まってしまいます。このような状態が熱中症です。
暑さ、運動、活動で体温上昇