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品質管理の窓
2022.03.01
きのこについている白いものの正体は?
きのこについている白いものの正体は?
寒くなってきたこの冬!お鍋にきのこ類を入れて食べるとおいしいですよね!
でも、料理に使おうとしたら、白いふわふわしたカビのようなものがついている場合があります。
「カビのようなものが・・・」と料理に使うことができず困ってしまします。
●きのこに生えているのはカビ?
きのこはカビの仲間で本体は菌糸でできています。きのこが次世代の子供(胞子)を作るために
胞子(きのこの傘の裏か出る粉)を落とします。この胞子から芽がでて菌糸となります。
菌糸の状態はカビと区別がつきません。この菌糸が集まって「子実体」をつくります。
この「子実体」が一般に「きのこ」と呼ばれるものです。
この子実体(きのこ)のときに、時間経過や温度変化など何らかの原因で、もとの菌糸の状態に戻ってしまうことが
あります。この菌糸の状態に戻ったものがカビのように見えるのです。
・食べても大丈夫?
一見カビのように見えるのですが、きのこそのものなので食べても問題ありません。
気になるようでしたらキッチンペーパーなどでふき取っていただけば取り除くことができます。
安心してお召しあがりください。
他のきのこ(エリンギ、舞茸、生きくらげ、生しいたけなど)でも見られます。
また、胞子が白い粉状に見られることもあります。
参考:東海コープ