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2018.05.01
ジャガイモによる食中毒の予防
ジャガイモによる食中毒の予防
ジャガイモには、炭水化物やビタミンなどの栄養素が多く含まれるほか、微量の天然毒素が含まれています。
毒素が増えると、おう吐や下痢、腹痛、頭痛、めまいなどを起こすことがあるので、きちんと取り扱うよう気をつけ
ましょう。
~天然毒素の特徴と食中毒予防のポイント~
・イモに光(日光、蛍光灯)が当たると毒素が増える
ポイント① イモに光を当てない
・未熟なイモでは毒素の濃度が高いことがある
ポイント② イモは大きく育て、熟してから収穫する
・イモを傷つけると毒素が増える
ポイント③ 収穫、保管時にイモを傷つけない
※収獲したイモは、日かげの風通しの良い場所で乾燥させ、表面が乾いたら、土を落として保管しましょう。
・芽とその周辺や、緑色の部分では、毒素の濃度が高い
ポイント④ 芽とその周辺や、緑色の部分は除く
・皮では、内部の部分より毒素の濃度が高い
ポイント⑤ 皮はできるだけむく
・毒素の濃度が高いとイモが苦くなる
ポイント⑥ 苦みやえぐみのあるイモは食べない
※ジャガイモ中の天然毒素は、加熱調理をしても減りません。芽や皮を除くことで毒素の量を減らせます。
(参考:MAFF農林水産省)