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2019.02.22

個包装にカビ?

「袋に入っていてもカビる?」

 

包装されているのに、「お餅にカビが生えた!」  なんてこと、経験ありませんか?

お正月に残ったお餅を小袋のまま冷蔵庫に入れておいて、暫くして出したらカビが生えていました。小袋にも入っているのに、なぜカビが発生したのでしょうか

 

それは、お餅の外袋と、個包装している小袋でそれぞれの役割が違うからです。

 

1㎏・2㎏など大容量のタイプは一度に使いきれないので、一定期間品質が保持できるように商品を個包装(小袋)しています。外袋は通気性のない素材を使い、脱酸素剤を同封して密封していますが、個包装には通気性のある素材を使い脱酸素の効果が個包装内にも及ぶようにしてあります。

 

          POINTO
          このため、外袋開封後は賞味期限までの品質保持ができなくなります。

          外袋を開封して個包装で保存するときには冷蔵庫で保存してください。

          ただし、冷蔵庫で保管しても個包装の保存が長期間になるとカビが生えることがあります。

 

★外袋と個包装、脱酸素剤の関係
お餅のカビは、酸素によって増殖します。お餅を一つずつ包装した際に、個包装の内部にあった酸素を脱酸素剤で吸収するのと同時に外袋のフィルムで酸素を通さない構造にすることで、カビの増殖を防いでいます。このため、外袋を開封しなければ長期保存することを可能にしています

                                             (参考:コープこうべ№.1509-05)