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2017.09.28
卵の衛生的な取扱い!
卵の衛生的な取り扱いについて
卵は良質のたんぱく質が多く、ビタミン、ミネラル等の各種の栄養素が含まれ栄養価の高い食品です。しかし、栄養価が高いということは、その取扱いが悪ければ、食中毒をおこす細菌にとっても、増殖させるための良好な環境となります。
卵によるサルモネラなどの食中毒を防止するため「家庭における卵の衛生的な取り扱いについて」ポイントをまとめてみました。
ポイント1:卵の購入
・卵はきれいで、ひび割れのない、新鮮なものを購入しましょう。
・産卵日や包装日、賞味期限日を確認しましょう。
ポイント2:家庭での保存
・持ち帰った卵はすぐに冷蔵庫に入れましょう。
・賞味期限内で消費しましょう
・卵の保管は10℃以下が目安です。
ポイント3:下準備
・卵は使う直前に割って、すぐに調理しましょう。割卵した卵を放置すると細菌が増殖しやすくなり危険です。
ポイント4:調理
・料理を途中でやめてそのまま室温に放置すると、細菌が食品についたり、増えたりします。途中でやめるときは、
冷蔵庫に入れ、再び調理をするときは、十分加熱しましょう。
・自家製マヨネーズを作る場合は、ひび割れ卵は使用せず、作ったらすぐに使い切るようにしましょう。
ポイント5:食事
・卵を生で食べる場合には殻が割れていたり、ひび割れた卵は使用せず、食べる直前に殻を割るようにしましょう。
・老人、2歳以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している人は、生卵(ウズラの卵を含む)は避け、
できる限り、十分加熱して食べましょう。
ポイント6:残った食品
・残った卵料理は、時間がたちすぎたら思い切って捨てましょう。
(参考:公益社団法人日本食品衛生協会)