お知らせ
品質管理の窓
2017.12.13
新米の保存方法
新米の保存方法
秋になると新米が発売されます。美味しい新米を長く楽しむためにはお米の保存方法が重要になります。
せっかくの新米、温度・湿度・臭いや虫対策に気を付けて、美味しく長く保存したいものです。
「新米」って?
新米にはJAS法に基づいた基準があります。原料玄米が生産された当該年の12月31日までに精米し、梱包したものだけが新米と呼べる基準です。また、玄米も生産された年の12月31日までに梱包されたものだけが新米になります。
★新米表示
・新米→ 新米100% ・新米入り→ 新米50%以上 ・新米30%→ 新米50%未満
★保存方法
①冷蔵庫で保存
いちばんベストな保存場所は「冷蔵庫の野菜室(10~15℃)」です。
お米は空気に触れることで酸化してしまうため、ジップ付きの袋やふたがしっかり閉められる容器に移し替えて空気を遮断し、冷蔵庫で保存しましょう。ペットボトルで保存するのもおすすめです。(臭いがつかないようミネラルウォーターの入ったペットボトルを良く乾かしてから使用するとよいでしょう)冷蔵庫に入らない場合は、光と湿度を避けて保存してください。シンクの下は湿気の多い場所なのでさけたほうがよいでしょう。
②防虫対策
農薬不使用で栽培された米や、薬品を使用せずに長期貯蔵されたお米の場合、虫がわく場合があります。
気温が20℃を超えると虫が発生しやすくなり、25℃を超すと活発に動き始めるので、高温多湿の場所は、虫発生の危険場所となることもあります。密閉できる容器に入れ、虫よけを入れるとよいでしょう。ティーパックなどに唐辛子やにんにく、わさびを包んでお米の容器に入れておくと虫よけになります。
(参考:農林水産省HP)