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品質管理の窓
2016.03.07
食中毒の予防
食中毒発生の過程
食中毒を起こさないためには、食中毒がどのようにして発生するのかを知っておく必要があります。
「細菌性食中毒」と「ノロウイルスによる食中毒」では発生の過程が異なりますので注意が必要です。
「細菌性食中毒」と「ノロウイルスによる食中毒」では発生の過程が異なりますので注意が必要です。
細菌性食中毒の場合
食中毒菌をつけないために「清潔」、増やさないために「迅速/冷却」、やっつけるために「加熱」の3原則
が細菌性食中毒予防の基本です
が細菌性食中毒予防の基本です
●過程 →食品に菌が付く →ついた菌が増える →菌の増えた食品を食べる →→→食中毒発生
●対策 →つけない(清潔) →増やさない(迅速/冷却) →やっつける(加熱) →→→食中毒予防
・細菌性食中毒は、食品に菌が付き、食品中で菌が増殖し、増殖した菌を食品とともにたべることに
よって発症します。
ノロウイルス食中毒の場合
少量でも食中毒を起こすノロウイルスの食中毒予防は、つけないための「清潔」と、やっつけるための「加熱」
の2つになります。
の2つになります。
●過程 →食品にウイルスが付く →ウイルスが付いた食品を食べる →ウイルスが体内で増殖 →食中毒発生
●対策 → つけない(清潔) →→→ やっつける(加熱) →→→ 食中毒予防
・ノロウイルスは食中毒菌とは異なり食品中では増殖しません。しかし、少量でも食品にウイルスが付着し、
人の体内に入ると人の小腸で増殖し食中毒を発症します。(10~100個程度のウイルスが体内に入ると
発症するとされています)
(参考資料:SARAYAゼロからわかる!食品衛生)