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2024.01.17
インフルエンザQ&A
インフルエンザQ&A
受験シーズンになってきました。
同時にインフルエンザの流行時期にもなり受験生の皆さんは、体調管理をしっかり万全な体制で受験に臨んでくださいね!
今回は、インフルエンザのQ&Aで気になる対策やかかってしまった場合の注意点を見てみましょう。
Q1 インフルエンザにかからないためにはどうすればよいですか?
・流行前のワクチン接種
・外出後の手洗い等
・適度な湿度の保持
・十分な休養とバランスの取れた栄養摂取
・人混みや繁華街への外出を控える
・室内ではこまめに喚起をする
Q2 インフルエンザにかかったかもしれないのですがどうすればよいのですか?
・人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場に行かないようにしましょう。
・咳やくしゃみなどの症状のある時は、家族や周りの方へうつさないように、飛沫感染対策としてマスクやティッシュ・
ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえることを徹底しましょう。
・安静にして、休養を取りましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。
・水分を充分に補給しましょう。お茶でもスープでも飲みたいもので結構です。
・高熱が続く、呼吸が苦しい、意識状態がおかしいなど具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう。
Q3 インフルエンザの治療薬にはどのようなものがありますか?
インフルエンザに対する治療薬としては、下記の抗インフルエンザウイルス薬があります。
・オセルタミビルリン酸塩(商品名:タミフル等)
・ザナミビル水和物(商品名:リレンザ)
・ぺラミビル水和物(商品名:ラピアクタ)
・ラニナミビルオクタン酸エステル水和物(商品名:イナビル)
・アマンタジン塩酸塩(商品名:シンメトレル等)(A型にのみ有効)
・バロキサビル マルボキシル(商品名:ゾフルーザ)
ただし、その効果はインフルエンザの症状が出始めてからの時間や病状により異なりますので、使用する・しないは 医師の判断になります。抗インフルエンザウイルス薬の服用を適切な時期(発症から48時間以内)に開始すると、発熱期間は1~2日間短縮され、鼻やのどからのウイルス排出量も減少します。なお、症状が出てから2日(48時間)以降に服用を開始した場合、十分な効果は期待できません。効果的な使用のためには用法、用量、期間を守ることが重要です。
Q4 インフルエンザにかかったら、どのくらいの期間外出を控えればよいのでしょうか?
一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は鼻やのどからのウイルスを排出するといわれています。
そのためにウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります。排出されるウイルス量は解熱とともに減少しますが、解熱後もウイルスを排出するといわれています。排出期間の長さは個人差がありますが、咳やくしゃみとの症状が続いている場合には不織布マスクを着用するなど、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。
現在、学校保健安全法では、「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています。
例
参考:厚生労働省