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品質管理の窓
2020.10.08
水筒の洗い方
水筒の洗い方
近頃は、水筒を持参する方が増えていますが、きちんと洗浄できていますか?
ふた、パッキン、飲み口を分解して洗っていますか?洗い方によって菌や汚れの落ち方の違いを見てみましょう。
なかなか洗浄しにくい部分のふたを4つの洗い方で比較してみました。分解せずに洗浄すると菌数は上がりました。
分解しても溝やパッキン部分は残りがちになります。
次に水筒本体はどうでしょう。
手が届くところまでしか洗わなかった場合のみ菌が残ってしまいました。柄の長いスポンジで底のほうまで洗浄し、
すすぐことによってほとんどの汚れは取り除かれました。
菌は、水分や汚れを栄養にして増えるため、外せるものは外して洗い、完全に乾かすことが衛生的に保つポイントです。
また、容器に付いた細かい傷や隙間などに残った汚れが菌の温床になりやすいので、注意しましょう。
今回は、手の届かない部分に泡スプレー洗剤を使いましたが、泡を付けて放置してすすぐだけで汚れが落ちました。
スポンジだけでは届かない場所がある場合は併用すると良いでしょう。
参考:エフコープ