お知らせ
品質管理の窓
2025.08.27
品質管理室ページ(テスト1)
食中毒を引き起こす主な原因は、「細菌」と「ウイルス」です。
細菌もウイルスも目には見えない小さなものです。細菌は温度や湿度などの条件がそろうと食べ物の中で増殖し、その食べ物を食べることにより食中毒を引き起こします。一方、ウイルスは、細菌のように食べ物の中では増殖しませんが、食べ物を通じて体内に入ると、人の腸管内で増殖し、食中毒を引き起こします。また、ウイルスは低温や乾燥した環境中で長く生存します。

細菌が原因となる食中毒は夏場(6月から8月)に多く発生しています。
その原因となる細菌の代表的なものは、腸管出血性大腸菌群(O157,O111など)やカンピロバクター、サルモネラ属菌などです。食中毒を引き起こす細菌の多くは室温(約20℃)で活発に増殖し始め、人間や動物の体温ぐらいの温度で増殖のスピードが最も速くなります。また、細菌の多くは湿気を好むため、気温が高くなり始め、湿度も高くなる梅雨時には、細菌による食中毒が増えます。
このほか、毒キノコやフグなどの「自然毒」、近年発生の多いアニサキスなどの「寄生虫」なども、食中毒の原因となっています。このように様々な原因物質のよって食中毒は1年中発生しています。
テスト